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つな
医療従事者からWebデザイナーへ転職。現在はフロントエンドエンジニア。このブログでは私自身が異業種からWeb業界に転職した体験を元に、Webデザイナーやコーダーを目指す方に役立つ記事、サイト制作にまつわる知識や技術について発信しています(適当な日記もたまに)。

実録!未経験Webデザイナーの転職活動【応募の仕方】

異業種からWebデザイナーへの転職活動ってどんな感じなんだろう…。実際に転職できるのか不安だなぁ。

転職活動って不安が付きものですよね。特に異業種への転職はさらに不安が増すと思います。

私は未経験からWebデザイナーへ転職しました。
実際のところ、Webデザイナーになるための学習もさながら、転職活動はなかなか辛かったです…

そんな不安を抱いていた当時の自分の心境を踏まえながら、転職活動の応募の仕方実際の選考結果を実録したのがこの記事になります。

加えて、今だからこそ思う個人的な「未経験からWebデザイナーとして企業を受けるための、ベストな転職活動の方法」を書きました。

「未経験でWebデザイナー志望だけど、どんな風に応募すればいいのか」
「Webデザイナー未経験のリアルな転職活動の話を聞きたい」

そんな方にはぜひ読んでいただきたい内容です!

この記事を書いた人

つな

医療従事者からWebデザイナーへ転職。現在はフロントエンドエンジニア。このブログではWebデザイナーやコーダーを目指す方に役立つ記事、サイト制作のあれこれについて発信しています。さらに詳しく

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目次

転職活動の概要

はじめに「未経験からWebデザイナー」と言いましたが、これって当たり前のことですよね。

産まれた瞬間からプログラミングやデザインの知識を兼ね揃えて、産声の代わりに「Just Do It!(行動あるのみ)」と言って実績を作り始める赤ちゃんなんていません。
始める時期が違うだけであって、誰でも最初は未経験

ですが、始める年齢によって未経験からのハードルが下がったり上がったりするのも確かです。

転職活動の話をするにあたって、参考までに私の転職時のスペックを記載します。

  • 28歳
  • Web業界未経験(前職は医療職。退職済のニート)
  • 地方在住(東京の企業に転職希望)
  • カメラが趣味
  • ポートフォリオ制作済み
  • 年始のおみくじは末吉

以上の条件を例に話を進めていきます。

転職活動期間

私は8月のお盆開けから企業に応募し始め、9月の下旬に初めて内定を頂きました。
その時に第一志望の企業からも内定をいただけたため、転職活動を終了としています。

転職活動企業に応募〜面接していた期間は約1ヶ月半でした。

その頃は離職中(無職)だったこともあり、ある程度転職活動期間を短縮できた気がします。

実際に応募した企業の数

転職活動を通して、応募した企業数は52社でした。

これを多いと思うか、少ないと思うかは人それぞれですが、執筆時の今では「よくこんなに応募したな」と思っています。笑

選考結果

以下、全ての選考結果です。

選考結果一覧

  • 内定:3社
  • 選考辞退:4社
  • 二次面接落ち:2社
  • 書類選考落ち:39社
  • 応募するも連絡なし:4社

52社のうち、書類選考が通り、面接までいけたのは9社でした。

他はすべて「書類選考落ち(エージェント経由だと推薦落ちも含む)」または「企業からの返信なし」という結果です。

通過率として約2割

最初に転職エージェントを利用して就活を始めたとき「未経験からの書類選考の通過率は2割くらい」と言われましたが、蓋を開けてみればまさに妥当な数字でした。

転職エージェント or 直接応募

企業に応募する方法は主に「転職エージェントを利用する」「自分で直接応募する」の2パターンです。

私の経験を踏まえながら、これら2つの応募方法の内容について解説します。

転職エージェントを利用して応募

未経験からWebデザイナーの転職活動を始めた頃は、転職エージェントしか使っていませんでした。

業界未経験だったので、サポートを受けつつ転職活動をしたいなという気持ちから、エージェントに頼りました。

ちなみに利用させていただいたエージェントサイトは以下の3つです。

実際使った転職エージェントサービス

これらのサイトから合計38社応募しました

その38社のうち2社の企業で書類選考→一次面接→最終面接と通過。

そして、2社とも最終面接後に「不通過」という結果で終了。

実際、書類選考での通過率は1割にも満たなかったです。 

直接応募

地方から東京まで面接しに行って、結局両方ダメだったので少しダメージを食らいました。。

最終面接までいけたからきっとどっちかは受かるんじゃないかなぁ…。

みたいな感情もありました。
2社しか面接受けていないのに何言ってんだよって感じですよね…。完全になめてました。

エージェントでの応募が思うようにいかなかったので、今度は直接企業へ応募することにしました。
この時点で応募に対する躊躇さはなくなっていたので、スムーズに応募ボタンを押せたと思います。

ちなみに直接応募といっても求人情報サイトの利用が主です

以下の3つを利用しました。

実際使った転職求人サイト

これらで合計14社に応募して、7社が書類選考通過
書類選考通過率は5割でした。

その後選考を進めていき、第一志望含む3社から内定をいただいた時点で、その他の企業は途中で選考を辞退しました。

「転職エージェント」「直接応募」のメリット・デメリット

私の経験上では直接応募での転職活動がうまくいきました。
しかし実際はどちらにも一長一短の特徴があります。

ここでは私が感じた「転職エージェント」と「直接応募」のメリット・デメリットを紹介します。

転職エージェント

転職エージェントのメリット

  • 転職活動がマンツーマン
  • 履歴書、職務経歴書の添削をしてくれる
  • 過去同じ企業を受けた人のレビュー(面接内容・担当者等の情報)がわかる
  • 面接後、エージェントが企業に自分をプッシュしてくれる
  • 企業と直接やりとりしなくてよい
  • 応募、選考の管理が楽

転職エージェントのデメリット

  • エージェント会社が大体関東(主要都市)のため、地方にいると直接面談ができない
  • 未経験可で希望に沿った求人があまりない
  • 未経験だと書類選考がなかなか通らない

※あくまでも私の個人的な感想です

転職エージェントは応募や選考の管理をある程度任せられるので、忙しい人には向いています
何社も応募して選考管理するのってなかなか大変なんですよね。

デメリットは、応募しても書類選考の通過率が著しく低かったということです。
履歴書や職務経歴書の添削もしてくれるので、そこまでひどい書類ではなかったと思うのですが…。

そしてエージェントを介して企業へ応募するということは、企業は報酬料をエージェント会社に払わないといけません。
採用が決まって入社したら、その人材の年収や月給の数割をエージェント会社へ支払います。 

そう考えると未経験ではない優秀な人材、もしくは育てがいのある若い人を取ろうとする傾向が強くなるのも自然なのかなぁと感じます。

直接応募

直接応募のメリット

  • 中小、ベンチャー企業が多い
  • 割と未経験可の求人がある
  • 企業と直接やりとりすることができる
  • 返信が比較的早い

直接応募のデメリット

  • zoom面接とかがなく、一次面接から本社でと言われることが多い
    (※しかしこれはコロナ禍になってから改善された傾向)
  • 複数応募の場合、管理や面接のスケジュール調整がハード

先ほど転職エージェントを使うメリットとして「企業と直接やりとりしなくてよい」と言いましたが、直接応募のメリットは「企業と直接やりとりができる」です。

なにが言いたいのかというと、企業とのやりとりって大変なのですが、個人を知ってもらう点で大事なことなんですよね。

文章考えて、誤字脱字ないか確認して、何回か読み直して変な日本語になってないか吟味したうえで送信。
転職エージェント経由だと、この作業がないので楽です。
(だからと言ってエージェントの担当に「あざーっす!」とかいう文章はダメに決まってますが)

就職活動は、採用担当や社長に「この人と働きたい」って思わせたもん勝ちです。

実績によりけりな部分もありますが、実務未経験の実績で即戦力になるのは難しいでしょう。
そのため「採用したい」と思わせるには、なおさら人柄でカバーするべきです。

面接にプラスして、そういうメールのやりとりでも自分で考えた愛嬌のあるメッセージを意識することでアピールできる部分があります。

そしてまたお金の話になってしまいますが、求人情報サイトでの掲載では、採用が決まったからと言って年収の何割とかいう報酬を掲載サイトに払う必要がありません。掲載料だけです。
加えて、そこまで採用にお金をかけれない(と言ったら失礼かもしれませんが)中小企業やベンチャー企業が多いです。

これらのことを踏まえると、転職エージェントを介さない直接応募の方が、Webデザイナーの経験がなくても採用されやすいなという感じがしました。

まとめ【 私が考える一番効率のよい転職活動】

「未経験者はとにかく応募しまくる!」というのも間違いではないですが、数打って当たった企業に入社するのが就職活動ではないです。
未経験なので選ぶ幅は限られていますが、それでも選べます。

そしてここまで語ってきて、私が思う一番効率の良いと思う転職活動の進め方は「転職エージェントを利用させてもらいつつ、自分でも求人を探して応募する」ことです。

転職エージェントを利用して、履歴書、職務経歴書、ポートフォリオなんかを添削してもらう。
もちろん求人を紹介してもらいつつ、自分でも求人情報サイトを見て、いいなと思う企業に応募する。

そうすることでそれぞれのメリットを良いとこ取りできます。若干ハードな部分もありますが…。

利用できるものはすべて利用するくらいの勢いで挑んだほうが良いです。

転職は人生のなかで一大イベントです

実際に未経験からWebデザイナーに転職したものの、会社選びがうまくいかず、すぐ退職してしまった方々も見てきました。

そして就職や転職自体、運要素も多いにあります。

今年の初詣で末吉だった私はこんな感じでいけました。
なので大吉だった人は問題ないと思います。

凶だった人はごめんなさい。わからないです。笑

やるべきことをやったなら、あとは神社でお参り。もしくは流れ星にお願い事でもいいですね。
神だろうが、隕石だろうが、利用できるものはすべて利用して、就職活動に挑んでみてください!

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