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つな
医療従事者からWebデザイナーへ転職。現在はフロントエンドエンジニア。このブログでは私自身が異業種からWeb業界に転職した体験を元に、Webデザイナーやコーダーを目指す方に役立つ記事、サイト制作にまつわる知識や技術について発信しています(適当な日記もたまに)。

ストレングス・ファインダーで向いてることを仕事に!〜私がWebデザイナーになった理由〜

今やっている仕事にやりがいを感じない…。かといって転職して後悔するのもやだなぁ…。あぁ…明日からまた1週間が始まる…。

そのように日々を悶々と過ごしている方。
毎日のように「仕事 辞めたい」「仕事 行きたくない」というワードを検索している方。
明日の仕事に行きたくなくて布団に潜りながらこの記事を見てくれているあなた。

「現状を変えたい」と思っていても行動に移すのってなかなか難しいですよね。

私自身もむかし、仕事が苦痛すぎて心身が疲弊、精神科にお世話になった時期がありました。
仕事のことを考えただけで心が沈む毎日だったのを覚えています。

そんな経験をした後で思うのですが、嫌で嫌でたまらない仕事をそんなに頑張らなくていいです。
「周りのみんなはできているのに…」とか気を張らなくていいです。
その仕事はあなたに向いていないだけ

向いていない仕事を頑張る人生より、向いている仕事を頑張るほうが遥かに楽で、充実感が得られます

  • 仕事のことで毎日悩んでいる。鬱になりかけている。
  • なぜ私が「Webデザイナー」という職業を選んだのか気になる。

そんな方に是非読んでいただきたい内容です。

この記事を書いた人

つな

医療従事者からWebデザイナーへ転職。現在はフロントエンドエンジニア。このブログではWebデザイナーやコーダーを目指す方に役立つ記事、サイト制作のあれこれについて発信しています。さらに詳しく

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目次

私の経歴〜異業種からの転職

私の前職は病院勤務です。毎日患者さんの腕に針を刺していました。いわゆる医療従事者です。

なぜ全く違う分野から、現職(Web系の仕事)転職しようと思ったのかというと「仕事を仕事として割り切ってやっている自分が嫌になった」という理由が一番です。

働く中で「この仕事、自分に向いてないかも」と感じていました。しかし新卒で入った病院は人間関係に恵まれていたのもあり、仕事自体はそつなくこなすことができました。

それから一度同業種で転職をして職場を変えた際に「仕事が辛い」と徐々に感じるように。

「仕事なんだから頑張らなくては」と自分を奮い立たせたりしましたが、心身の状態は悪くなっていく一方。
しまいには仕事にいけないくらいに疲弊してしまいました。

その時改めて感じたのは「この仕事、確実に自分に向いていないな」ということ。
そして「他の人ができているのだから自分にできない訳がない」という概念を捨てました。

今まで積み上げてきたキャリアを捨てるのは惜しい気もしましたが、仕事を変えるいい機会だと思い異業種への転職を決意したのです。

どうやって向いてる仕事を選ぶか

ここからは私がWebデザイナーに転職しようと思ったきっかけを元に、向いてる仕事の選び方をお話しします。

自己分析を「必ず」行う

就職における自己分析というのは、自分はどんな性格でどのような職業が向いているかということです。
すなわち自分の強み(才能)」を知ることです。

恥ずかしながら、私は当時「自己分析」というものをしっかりやったことがありませんでした。
「自分のことなんだから今さら分析せずとも大体わかるよ」という感じで、めんどくさがってましたね。

しかし仕事が嫌でたまらなくなって辞めたくなっている人こそ、自己分析をあなどらないでください。

自己分析のメリットとして以下の3点が挙げられます。

  1. 自分を客観的に見ることができる
  2. 自分の強み・才能を知ることができる
  3. その強み・才能に応じた適職がわかる

言葉にすると当たり前で大したことないのですが、案外自分の性格・強み・才能ってわかっているようでわかっていないんですよね。
そして自分本来の姿ではなく「こうありたい」という良い方向に自分を持っていきがち。

自分のことを徹底的に理解すると、その性格に合った仕事に就くことができます。
そのおかげで仕事上での苦痛が減り、生き方がだいぶ楽になります。

「好き」で仕事を選ばない

好きを仕事に!」というフレーズ。いいですよね。
皆さんも「なれたらいいなぁ」「面白そうだなぁ」という憧れの職業の一つや二つはあると思います。 

ですが、その「好き」や「憧れ」だけで職業を決めるのはやめておいたほうがいいです。

エンジニア目指すくん

高給に憧れてエンジニアを目指したはいいけど、プログラミングがすごく苦痛。。でも生活を豊かにするために頑張る!

「高給と聞いてエンジニアを目指している」「パソコンひとつで稼ぐことができる」
そのような思いでエンジニアを目指す方もいるのではないでしょうか。

しかしその中で「プログラミングが苦痛」と感じているのであれば、エンジニアには向いていないと思います。
いくらお金が稼げるようになっても精神的に辛いですし、仕事になったら責任も伴うので尚更苦痛です。

イケメン大好きちゃん

あの憧れの人と付き合えたら絶対幸せになれるだろうなぁ。。。

そんなことありません。

「あの美人女優と結婚できたのに、なんで浮気…?離婚…?」結構な日常茶飯事です。

「憧れの自分自身になれた=幸せになれる」とは限りません。

実際私も昔は「好きなことを仕事にできたらいいな」と感じていました。
しかし「向いてること」を仕事にする方が、日常的な心の安定を得られる確率が高いと思っています。

自分の才能を知るためのツール【ストレングス・ファインダー】

口の悪い女性

じゃあ何を基準にして仕事を選べばいいんだよ。偉そうなこと言いやがって。教えやがれこのサカナ野郎。

努力して、頑張って、達成できた夢。
その達成できた夢を目の当たりにして「思っていたものとは違った」と後悔しないためにも、先ほどお伝えした自己分析を必ず行ってください。

そして、その中でもっとも大事なことは「自分の資質(才能)」を知ることです。

人は生まれてきてから現在に至るまでのさまざまな経験のなかで、才能や強み、性格が形成されています。
そんな自分の資質や才能を活かせるような職に就けば、仕事が格段にしやすくなるのです。

そしてその自分の資質を知る手段として「ストレングス・ファインダー」という本があります。

ストレングス・ファインダーとは

今の時代、ネットで検索すれば自己分析ツールはいろいろ出てきますよね。
しかし本気で自己分析をした経験がない方には、この本をオススメします。

実際私がWebデザイナーを目指す際、「自分の持つ資質から考えて間違いはないだろう」と決定づけた本です。

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この本の診断を受けると、34の資質の中から上位5つを知ることができます。
本気の診断なので、質問内容がなかなか膨大です。そして直感で答えるために時間制限もあります。

そして診断された資質をもとに、以下の内容を知ることができます。 

  1. その資質に当てはまる人がどういった職業に就いているのか
  2. その資質における行動アイデア、職業におけるアドバイス
  3. その資質の人との働き方についてのアドバイス(上司や指導者向け)

これらを参考にすると、自分がどのような仕事に向いているのか確信を得るきっかけになります。 

私の診断結果

ストレングスファインダーに掲載されている34の資質の中で、私の上位5つの資質は以下の通りでした。

  1. 分析思考
  2. 調和性
  3. 慎重さ
  4. 内省
  5. 回復思考

これらの資質を簡単に説明すると以下の通りです。

  1. 分析思考
    →データを分析したり、規則性を発見したり、アイデアを整理することが得意。真実を見抜きたがり。
  2. 調和性
    →対立が嫌い。平和を求めがち。
  3. 慎重さ
    →用心深い。すごく確認する。
  4. 内省
    →考えることが好き。特にひとりで考える時間は必要。ひとりの時間を楽しむ類。
  5. 回復思考
    →物事を修復したり問題を解決することが好き。

これらを一言でいうと「物事をひとりでじっくり分析して考えて、いろんなリスクも考慮しながら問題解決するのが得意な平和主義マン」が私です。

資質を知ったあとの仕事の選び方

私はこのストレングスファインダーの診断結果から「ひとりで考えれる時間が多くて、物事を分析し解決しながら行っていく仕事」で仕事を選ぶことにしました。

そこで最初に目をつけたのが「エンジニア(プログラマー)」です。
パソコンもくもくと作業する感じ、プログラミングで試行錯誤する感じが自分に合ってそうと思いました。

しかし私が最終的に選んだのは「Webデザイナー」です。
コードを書くという仕事自体は良いと思いましたが、その中でも「Webサイトの制作」をメインにやりたいと感じました。

理由としては、中学生の頃に趣味でホームページを作っていたことが大きいです(ただのテンプレートやコピペで作ったものでしたが…)
損得関係なしに学生時代没頭できたものは、きっと向いていると感じました。

あとWebデザイナーのほうが、趣味であるカメラも何かに活かせそうだなーと漠然と思っていました。

その経験と趣味がなかったら、多分「エンジニア」を選んでいたと思います。給料も良さそうだし…。

面接対策でも有効

もうすでに自分のなりたい・目指す将来が決まっている方は「強みを知る」という意味で面接対策にも役立ちます。

短所はすぐ思いつくのに「自分の長所ってなんだろう」と考えることってありますよね。
上位5つの資質がわかれば、長所はもうこれで決まりです。

面接はいかに自分をアピールする場ですが、自分の「強み」をしっかり把握していることで、それを軸に話せるようになります。

向いていること・好きなこと・稼げそうなこと

好きなことって、好きなことを好きなようにやっているから楽しいという面があります。
それが仕事になったとき「やらなければいけない」ということも必ず出てきます。
むしろ「やらなければいけない」という思いが強くなってきて、好きなものが「嫌いになってくる」ということもありえます。 

精神的な意味で人生を豊かにしたいと思ったら「向いている」ことを仕事にするのがオススメです。
そしてその精神的な豊かさを早い段階で感じることができます。それは私自身が実感しました。

加えて、自分の持つ資質を活かして仕事をすることで、その分野で長ける可能性が大いに上がります。

また、向いていることの中にも「稼ぎ」がある程度必要であり「向いてること」と「稼げること」の両方が必要です。
とりあえず会社に入れば最低限暮らせるくらいの給料はもらえると思うので、そこまで心配することではないと思いますが。

そして「向いていること」「稼げること」の中に「好きなこと」が含まれていたら言うことなしですよね。

この枠の中にいずれ食い込んでいきたいです。

 

ストレングスファインダーは「自分の性格なんて自分が一番よくわかってるわ!」という方にもオススメです。
「あぁ、やっぱ自分の性格はこうなんだな」と自分の思っていたことが確信に変わります。

確信が持てたら、あとはどういう道に進むべきか行動するのみです。
あたりまえのことですが、最終的には「行動」が伴います

診断を受けて、結果を読んだだけではどうにもなりません。

自分には「行動力」みたいな強みが上位に上がってこなかったので、それだけは頑張りました。笑

仕事の選び方にはさまざまな事情や考え方があると思いますが、まず自分を知るというのはとても大事なことです。
すぐに転職とはいかなくても、自己分析だけでもやってみる価値はあります。
ぜひ参考にしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう ストレングス・ファインダー2.0
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