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つな
医療従事者からWebデザイナーへ転職。現在はフロントエンドエンジニア。このブログでは私自身が異業種からWeb業界に転職した体験を元に、Webデザイナーやコーダーを目指す方に役立つ記事、サイト制作にまつわる知識や技術について発信しています(適当な日記もたまに)。

【実録】実務経験3年半のWebデザイナー転職活動レポート

Webデザイナーとして働き始めて3年半が経過し、この度新しい会社に転職することになりました。

それに伴い、この記事では私自信が行った今回の転職活動の記録を余すことなくご紹介します。

使った媒体、エージェント、応募企業数、転職活動期間、あまり大声では言えないようなこと、など、転職活動の諸々について記載しています。

実際Web業界の中で転職活動する方の参考になれば幸いです!

※ちなみに「実務未経験」の頃の転職活動レポートはこちら↓

この記事を書いた人

つな

医療従事者からWebデザイナーへ転職。現在はフロントエンドエンジニア。このブログではWebデザイナーやコーダーを目指す方に役立つ記事、サイト制作のあれこれについて発信しています。さらに詳しく

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目次

転職活動の概要

実際に私が転職活動を行なった際のスペック・スキルは以下の通りです。

  • 31歳
  • 肩書き:
    Webデザイナー/制作マネージャー
  • 業界歴:
    約3年半
  • 主な業務:
    Webデザイン、DTPデザイン、コーディング、CMS構築、サイト保守・改修、一部ディレクション
  • マネージャー的業務:
    採用活動、後輩指導、社内会議、制作にまつわるレギュレーション作成、等
  • 転職後の希望職種:
    Web制作系のフロントエンドエンジニア

Webデザイナーというのは名ばかりで、コーディングやらサイトの保守管理やらDTP制作もするやつです。GAやGTM使ってタグをゴニョゴニョしたりもします。メルマガも作ります。サーバーやドメインも移管しまくります。小さい会社だとよくありがちな「何でも屋」ですね。

実際、Webのデザインする割合のほうが少なかったと思います。笑

転職活動期間

4月からポートフォリオ、履歴書、職務経歴書を作り始め、実際に応募し始めたのは5月のGW明け。
最終的に「ココに行きたい!」と思った企業に内定をいただいたのが6月末でした。

転職準備〜内定の期間は約3ヶ月。世間で言われている転職活動の平均活動期間は3ヶ月らしいので、完璧な平均的転職活動野郎になりました。

実際に応募した企業の数/選考結果

今回の転職活動を通して応募した企業は約35社(エージェント経由含む)。

その中で書類選考が通った企業は15社でした。その15社に対する内訳は以下の通り。

  • 書類選考通過後辞退:8社
  • 一次面接落ち:3社
  • 二次面接落ち:1社
  • 内定:1社
  • 面接後辞退:2社

5月は自己応募で2社、6月はエージェント経由で5社と面接しました。

エージェント経由で応募した際は想像以上に書類選考が通過してしまったため、優先度が低かった企業についてはやむ無くその場で辞退。

最終的に志望度が一番高かった企業から内定をいただけたので、選考が進んでいる企業に対してもそこで辞退とさせていただきました。

実際の転職活動の流れ

ここからは実際に私が体験した転職活動の流れを詳しく解説していきます。

4月:書類作成

転職を決意し、ポートフォリオ、履歴書、職務経歴書を作り始めた4月。

実際、ポートフォリオを作るのは未経験の時にWeb業界へ転職したとき以来でした。
その頃はほとんどの制作物が「架空」のものでしたが、今回作ったポートフォリオは実務で制作した全て実在する企業のモノ。そんな事実に、成長をしみじみ感じました。笑

実際に制作したサイトの掲載許可を取ってるわけではないので、あいにくここではお見せすることはできません…悪しからず。

5月:直接応募

5月はまず直接応募のみで転職活動を行いました。使った媒体はGreenマイナビ転職dodaです。

ここから自分の気になった企業3社に応募。5月は制作中のサイトの公開前だったこともあり、あまり時間が取れずに3社の応募で終わりました。

結果は以下の通り。

直接応募の結果

  • 書類選考不通過:1社
  • 一次面接落ち:1社
  • 最終面接落ち:1社

見事に爆散…。まぁ3社で内定が出たら苦労しないよな!と自分に言い聞かせ、To be continued…。

6月:エージェントを利用

6月に入って転職エージェントを使わせていただきました。使ったエージェントはGeeklyマイナビクリエイターワークポートです。

ここから合計30社ほど応募。未経験のときもこの3社を使わせてもらった経験があるのですが、やはり求人数は圧倒的ですね。

そしてエージェント的には「まず気になったところはどんどん応募しましょう」な雰囲気があります。応募して後から吟味すればOKと。

それらを踏まえ、実際の結果は以下の通り。

エージェント利用の結果

  • 書類選考不通過:20社ほど
  • 書類選考通過後辞退:8社
  • 一次面接落ち:2社
  • 内定:1社
  • 面接後辞退:2社

就業しながらだと同時並行で進める企業は限られます。
エージェント経由で13社書類選考が通ったのですが、とてもじゃないけどすべて面接するのは無理…。その時点で半分くらいは辞退しました。

個人的に同時に5社くらいが限界かなと。あまり多すぎると企業研究にかなり時間がかかるのと、面接日時の調整が激ムズになります。

補足なのですが「書類選考を通過したら、一次面接の辞退は基本的にNG」というエージェントもあります。今回利用した中ではワークポートがそのルールに該当しました。

ひとつのエージェントだけで行う場合は問題ないかもしれません。
しかし私のようにエージェントを併用する場合は、どこかに「辞退」を視野に入れておかないと選考中企業が多くなりすぎて、自分の首を絞めることになるので注意です。

転職活動を通しての感想

今回の転職活動を通して、個人的に思ったことをまとめました。

就業中の転職活動がしんどすぎる

まず感じたのはこれですね(笑)。転職活動しんどすぎる問題。

今の時代、転職してなんぼみたいな風潮もありますが、転職活動ってしんどくないですか…?

私自信、過去に2回転職をしたことがあるのですが、就業中にバリバリ転職活動をしたのは今回が初めてでした。

書類作りはもちろん、働きながらだと終業後や有給を取得して面接をしなければなりません。それも周りに悟られないように。

今はWeb面接も増えていますが、最終面接は日中に行う対面のところがほとんどな印象です。

しかも面接したからと言って、お見送りになる可能性もあります。有給取って面接して、お見送りになった日にはもう泣きそうになりますね。笑

最終的に効率良く進めるため、有給とった日に面接を4社入れたりしました。1日に4社。我ながらなかなか狂気だなと思いました。笑

Web面接では駅ナカ個室のCocoDeskに何度かお世話になりましたね。

実務経験があるからと言って内定が出まくることはない

当たり前なことなんですが、企業とマッチする超優秀スキル&最高の人柄を持ち合わせていないと、バンバン内定が出ることはないです。

自分はフロントエンドに軸を定めて転職活動していましたが、実際フロントエンドエンジニアの実務経験が3年半ではないんですよね。”コーディングを含むWebの何でも屋”の経験が3年半であり、実際にコード書いてる期間は合算2年くらいなのではと感じました。

「スキル不足です」と落とされた企業が多くあったのも事実です。

あとその企業に応募しているのは自分だけではありません。企業側は色んな求職者を見て選考してます。

そう考えると自分より優秀な人が同時に応募してくることなんて多くあるでしょう。まぁスキルがあっても人柄がヤバイと落とされることは間違いないですが。

エージェントは1社だけで良いかも

前述したように今回3社のエージェントを利用させていただきました。

併用した理由としては主に以下の3つです。

  • 紹介求人数が増える
  • 1社の偏った情報だけでなく、幅広い情報(アドバイス)を得たかった
  • エージェントが頼りない感じだった時の保険

ただ、エージェントを併用するデメリットもあります。私が感じたのは以下の通りです。

  • 異なるエージェントで選考が同時に進む場合、自分で面接スケジュール管理をする必要が出てくる
  • 初回の面談時点で進捗を合わせる必要がある
  • やりとりが煩雑になる(メールやメッセージが追えない)

実際エージェントによって対応が雑とか、紹介求人が物足りないとかいうことはあまりなかったです。担当につく人にもよるかもですが。

あと割とそれぞれのエージェントで同じ求人が出てることがあります。
ひとつのエージェントで全て応募してしまったほうが、管理が一つにまとまり、エージェントに一括で頼める範囲が増えるのでオススメですね(特に就業中の人は)。

幅広い業務→特化業務の転職は早めに

幅広く色んなことができるのはメリットなこともありますが、分業制を取り入れてる企業に転職する場合はメリットになりにくいです。

「デザインとコーディングをやってきた人」と「コーディングだけをやってきた人」。
単純に比べたら”それだけ”をやってる人のほうが特化したスキルがありそうな気がしますよね(本当はそうではないとしても)。

世の中の大半の企業は「分業制」を取り入れています。Web業界も然りです。

若いうち(20代)は色んな経験を積む意味で、幅広い業務を行うのは全く問題ないと思います。そこから転職しようと思ってもまだまだ選択肢は多いはずです。ある程度のスキルがあればポテンシャルでもいけるでしょう。

ただ30を過ぎてくると、何か”強み”がないと転職しにくいなと感じました。それは何かに特化したスキルがあったり、マネジメント経験があったり、素晴らしい実績があったり。

20代と30代ではやっぱり見る目が変わります。私自身が自社の採用活動しててもそれは感じますね。
29歳と30歳、1歳の差ですら感じ方が違います。数字の雰囲気って怖いですね…笑

もしこれから転職しようと考えてる方(特に30代以降の方)は、年齢の影響で転職活動が厳しくなってくる前に、ある程度自分の強み・やりたいことを明確にして、早めに行動に移した方が良いかなと思います。

「お見送り」で絶望することはない

就職・転職活動全般に言えることですが、全ては縁とタイミングによって決まります。自分が優秀だと思っても、その時に自分以上の人が同時に応募してたら、選ばれる可能性は低いでしょう。

まぁ仕事に限らず、人生そのものがまさに縁とタイミングで溢れてますよね。

お見送りを受けたからといって落ち込むなとは言えませんが(実際私も当日はガッツリ落ち込みました笑)、お見送りを受けたことによって、また新しい会社と出会うチャンスが訪れます。

私自信も早々に内定が出てそこに決めていれば、その後に応募した会社と関わりはなかったでしょう。

そして今回は「あの時お見送りされてたお陰で、また魅力的な会社に出会えた」と感じました。無理やりポジティブな感じに持っていってる風にも聞こえますが…笑。事実、本当にそう思います。

今はそう思える会社に入れるという喜びが大きいです。

まとめ

転職活動は前向きな気持ちで行うのがベストですが、少なからず「辛さ」があるには事実です。

ただその辛さを乗り越えた先に、新しい未来が待ってるのかなと思います。

そして今回、私は「Webデザイナー」の肩書きを辞め、「フロントエンドエンジニア」になります。デザイン業務は今後まったくしなくなるんじゃないかなと。

未経験からWeb業界に入ったときは「色んな知見をつけたい」と思い、幅広い業務ができる環境を求めていました。

その中で一番自分に向いてて、やってて楽しいかもと感じたのはコードを書くこと。デザインも嫌いではありませんでしたが、自分で作るというより、誰かの作ったデザインを見て「良いなぁ」と感じることが好きでした。

これから学ぶこともたくさんあると思いますが、心機一転、新たな気持ちで邁進していきたいと思います!

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