人と話すのが苦手すぎる…。できれば一人でもくもくと仕事がしたいなぁ。
周りと合わせることはできるんだけど、実際ものすごく疲れる。。
人と話すのが苦手、他の人と交流するのにエネルギーを消費する、一人でいる時間が好き…。
「あ、自分のことかも?」と思った方、いるのではないでしょうか。
そんな性格を世間では「内向的」と表しています。
実際、私自身も内向的な性格の一人です。一人で過ごす時間は意地でも死守します…。
私は現在Webデザイナーとして働いていますが、仕事をする中で「Webデザイナー」こそ内向的な性格の人に向いてる仕事だと感じました。
そこで今回は「内向的な性格な人はなぜWebデザイナーに向いているのか」ということを、自分の経験とともにお話しできればと思います。
内向的な性格がゆえに、仕事について悩んでる方にはぜひ読んでいただきたいです。
内向的な性格の人とは
冒頭でも少しお話ししましたが、一般的に「内向的」と呼ばれる性格の方は以下のような特徴があると言われています。
内向的な人の特徴
- コミュニケーションが苦手
- 電話が苦手
- 並行して作業ができない
- ちょっとした刺激にも疲れやすい
- リアクション薄め
- ネガティブ思考
- 意見を言わない
これだけ見ると「悪いことばっかやん!」となりますよね…。笑
しかし安心してください。もちろん良い特徴もたくさんあります。
内向的な人の特徴2
- 話を聞くのが得意
- 1体1であれば、親密な関係になれる
- 解決策を考えるのが得意
- 集中力がある
- 好きなものにはとことん深くなる
- 常にリスクを考えることができる
- 一人の時間を楽しめる
- 良い意味でマイペース
実際に内向的な性格を調べてみて「まさにこれ自分じゃん…」と思ったのは私です。
逆に外向的な人は「コミュニケーションが苦にならない・人見知りしない・みんなとワイワイするのが好き」というように、人と関わるのが好き・得意だと言われています。
性格を変えるか?仕事を変えるか?
そんな中で外向的・内向的と区別されると「外向的な人の方が良い」みたいな印象を受ける方もいるかもしれませんが、全くそんなことはありません。
あくまで「性格」なわけで、どっちが良いとか悪いとかはないです。
しかし現代、仕事をする上では外向的な人の方が活躍しやすいという印象を受けるのも確かです。
上司にも部下にもお客さんにも、コミュニケーションがバリバリ取れる人の方が昇進しやすい気がしますよね。
そういう職場のなかで居づらさを感じている方の解決方法として、以下の3つがあります。
- 職場の雰囲気が変わるのを待つ
- 性格を変える
- 仕事を変える
「1」はただ耐えるだけです。
「2」もかなり時間がかかります。性格というのは育ってきてから今までで形成された自分です。そんじゃそこら1年くらいで変わるものではありません。
そんなことよりも「その性格(能力)で自分が活躍できる場所を見つけませんか?」という提案が「3」です。
この記事を見ているあなたが「自分は内向的だな」と感じており、今の仕事を苦痛に思っているのなら「Webデザイナーという働き方もあるよ」ということを伝えたいです。
そんな想いでこの記事を書いています。
内向的な性格からみたWebデザイナーの適正
なんだか怪しい勧誘みたいな展開になって「この人大丈夫かな?」と感じた方もいるかもしれません。すみません…。
しかしこの記事は勧誘ではなく「提案」です。内向的な人はWebデザイナーに向いてると思うよ、という話です。
それを踏まえて、個人的にWebデザイナーに向いてると思われる性格を3つ挙げます。
1. 一人で物事を考えるのが好きな人
Webデザイナーの仕事はWebサイトのデザインを考えることです。また会社によってはデザイン後の実装(コーディング)をすることもあります。
社内外での打ち合わせ等もありますが、仕事中圧倒的に締める割合が多いのは「一人で考えている時間」です。
もちろん相談などで話す場面もありますが、話すだけではデザインは出来上がりません。
打ち合わせや相談などで得た情報を元に、考えに考えを重ねて、最適なデザインに仕上げる作業です。
コーディング作業なんかも特にそうで、デザインを見ながら「どうやって実装するか」をひたすら考えて手を動かします。
上手く実装できない場合もあります。そんな時はひたすら解決策を模索して考えます。
実装の相談相手がいない場合、一箇所躓くとトライ&エラーで数時間溶けることもあります(泣けます)。
そういった「一人で考える作業」が苦にならない人にWebデザイナーが向いています。
2. 地味な作業をコツコツできる人
Webデザイナーと聞くと「なんだかクリエイティブでキラキラしてそう!」というイメージを持たれる方も多いかもしれません。
実際私も知人に「Webデザイナーっていう仕事してるんだよね」というと「えーなんかカッコイイね!」と99%の確率で言われます。
しかし実際の仕事で「キラキラ」とかないです。夢を壊してすいません。
良いデザイン、そのデザインを忠実に再現したWebサイトを作るために日々パソコンの前で格闘してます。
デスクワークで壊れる身体、社内・クライアントからの大量の戻し、そしてやっと完成したデザインを次の日見てみると「なんか…微妙」と感じる絶望。そんなものと戦いながら仕事をしています。
そこで必要となってくるのが「地味な作業をコツコツやれる力」です。
「こういうテイストでこんな感じのデザインが良いんだよね」と言われて、ピーン!ときて、ササッとデザインする…そんなことまず無理です。
ベテランデザイナーの方ならあり得るかもしれませんが、大抵の場合、いろんな資料・Webサイトを参考にしつつ「なんか違う…」というぼやきとともに、ちまちまデザインを作り上げていきます。
その後のコーディング作業をする場合も同じで「カチャカチャカチャ!!ターーーーン!!!」みたいに進まないです。
「あ、これは無理か…」「え、このデザインどうやって実装する…?」「あああああぁぁなんで出来ないんだッッッッ!!」という心の叫びとともにあります。
そいうった地味な作業でもコツコツできるという人がWebデザイナーに向いています。
3. 自ら進んで学習できる人
Webデザイナーは就職する前はもちろん、なってからも学習をし続けなければなりません。
どんな職業でも少なからず勉強し続けるべきことはあると思いますが、その中でもWeb業界は新しい技術がすごいスピードで登場してきます。
自ら学んでいかないと、あっという間に時代遅れになります。
私自身、前職で「休日に定期的に仕事の勉強をする」ということは滅多にありませんでした。実際周りにもそんな人いなかったです。
しかしWebデザイナーになってから、定期的に参考書を買ってWeb制作にまつわる勉強をしています。
これは「勉強しなければならない」のではなく「勉強してもっと仕事ができるようになりたい」という意味合いが強いです。
というのもWeb制作は、勉強したことがすぐに実務で活かせるという面が非常に面白いです。
これらのことも含めて、自ら進んで学習できる人がWebデザイナーに向いています。
内向的な性格の人がWebデザイナーになるメリット
Webデザイナーに向いてる性格をみて「なんだか自分にも向いてそう」と思われた方もいるのではないでしょうか。
内向的な性格の人がWebデザイナーになると、さまざまな面で働きやすくなるはずです。
例として今の私の仕事っぷりが以下です。
- ほぼ1日パソコンに向かっている
- 在宅でも仕事ができるため、周りに気を遣う機会が減る
- 電話にでなくても良い(時と場合によるが)
- ミーティングや打ち合わせがない日は多分10分も喋ってない←
一人でもくもくと仕事するのは向いてると思っていますが、あまりにも会話がなすぎて逆に喋りたくある日もあります(笑)。
そして日々「あ〜仕事にいきたくないな〜」という気持ちになることがほとんどありません。日曜の夕方にサザエさんを見ていてもそんな気持ちになりません。
タスクが詰まって「うわああああ!!」となることは結構ありますが…。笑
実際Webデザイナーの仕事は好きです。それは楽しいという感覚もありますが、どっちかというと「苦ではない」からだと思います。
この性格だからこその、向いてる仕事なんだなと感じています。
まとめ
内向的な人は保守的な人も多いと思います。
そのせいで初めの一歩、例えば思い切って転職するという行為を留まってしまうこともあります。
実際私もその一人でした。私自身かなり保守的な性格だと思っています。
それでも転職を決意したのは「本当にこのままでいいのか?」と何度も何度も何度も数え切れないくらい考えていたからです。行動力なんてめっぽうありませんでした…。
実際どんな経緯で私がWebデザイナーになったのかということは、以下の記事に詳しく書いていますのでよろしければ見てみてくださいね。
自分の性格を変えるのはものすごく難しいですが、自分の性格に合った適職を探すのはそこまで難しくありません。
そして改めて、内向的、外向的、どっちが良い・悪いとかないです。
みんなが同じ性格だったらこの世の均衡が保たれていないと思います。笑
この記事を見ているあなたが「自分は内向的だな」と感じ、今の仕事を苦痛に思っているのであれば、ぜひWebデザイナーという働き方もあるよということを伝えたいです。
当ブログではWebデザイナーにまつわる記事をたくさん載せているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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