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つな
医療従事者からWebデザイナーへ転職。現在はフロントエンドエンジニア。このブログでは私自身が異業種からWeb業界に転職した体験を元に、Webデザイナーやコーダーを目指す方に役立つ記事、サイト制作にまつわる知識や技術について発信しています(適当な日記もたまに)。

Kindleで技術書を読むメリット・デメリット【電子書籍のすゝめ】

皆さんは技術書を購入するとき、紙の本で購入しますか?それともKindle派でしょうか?

私がWebデザイナーとして学習をし始めた頃は技術書といえば紙の本一択。しかしiPadを持ち始めてから「Kindle本(電子書籍)で読む方が便利だな」と感じるようになりました。

そこで、この記事ではKindleで技術書を読むのってどうなんだろう?という方に向けて、Kindle本のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。

この記事を書いた人

つな

医療従事者からWebデザイナーへ転職。現在はフロントエンドエンジニア。このブログではWebデザイナーやコーダーを目指す方に役立つ記事、サイト制作のあれこれについて発信しています。さらに詳しく

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目次

Kindle本の特徴

まずKindle本(電子書籍)の特徴について簡単に解説します。

Kindle本には「リフロー型」と「固定レイアウト型」の2種類の型が存在します。

リフロー型

一般的な小説やビジネス書など「文章」がメインの本に多いです。

リフロー型のメリットは以下の通り。

  • 文字の大きさ、行間、余白の調整が可能
  • 文字の選択が可能
  • 選択した単語の検索が可能
  • 文章にマーカーが引ける

電子書籍の機能面でのメリットを大いに享受できるのがリフロー型の電子書籍です。

固定レイアウト型

技術書や雑誌など、文章や写真、図などが多様されている本に多いです。

固定レイアウトの場合その名の通り、レイアウトが固定のため、上記であげたリフロー型の機能を使うことができません。言い換えるならば、紙の本を1ページずつ画像で見ている感じですね。

これだけ見ると固定レイアウト型の技術書をKindleで読むメリットって…?となりそうなのですが、後ほどきちんと解説します。

Kindleで技術書を読むために必要なもの

Kindleで技術書を読むために必要なもの。それは「タブレット」です。

大体の技術書は固定レイアウトのため、スマホでみると文字や画像がものすごく小さくなってしまいます。そのため、技術書などの固定レイアウトの本を読むにはタブレット端末がマストでしょう。

自分はいつもiPad mini(第6世代)でKindle本を読んでいます。

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ただタブレットでも画面が大きい方が見やすいので、見やすさだけ言えば「無印iPad」「iPad Air」「iPad Pro」の方がオススメ。
iPadの中でも、無印iPadはかなりお手頃です。

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もちろんAppleのタブレット以外でもKindleは閲覧可能です。

大きい画面でいうとPCでもKindle本が見れるのですが、手軽さはタブレットに劣りますね。

Kindleで技術書を読むメリット

これらを踏まえた上でKindleで技術書を読むメリットは主に以下の5つです。

  1. 場所をとらない
  2. 作業しながら参照しやすい
  3. 何冊もの本を持ち歩きできる
  4. 購入後その場ですぐ読める
  5. 紙の技術書よりも安いことが多い

①場所を取らない

私が一番はじめにKindle本の恩恵を感じたのはコレです。

物理的な本は購入すればするほど、置く場所を確保しなければいけません。広い家の場合はそれほど気にならないかもしれませんが、それでも居住スペースが本で少し減ります。

そして技術書ってけっこう分厚いものが多いです。増えると、かなりスペースをとるんですよね。

本棚に入り切らなくなったものはちょっと奥の方にしまったりして。そして永遠に開かれることはなくなるという…。

そういう意味でも電子書籍は場所を取らない面でかなりのメリットです。

②作業しながら参照しやすい

技術書の場合、実際にPCで作業しながら参照する場合も多いです。紙の本だと、それがなかなかやりにくいんですよね。

ブックスタンドのようなものを使えばある程度固定することはできますが、ページがめくりにくかったり。

その点Kindleの技術書だと、タブレットを置いて指の操作だけでページ移動が可能。また不意に本が閉じてしまうなんて億劫さもありません。

またPCで作業しながら参照する場合、PC版Kindleでサブモニタに参考書を映すのも便利です。
こうすることでキーボードやマウス操作でページ移動が可能。画面も大きくて見やすくなります。

③何冊もの本を持ち歩きできる

技術書を持ち運ぶ際に気になるのが、重さです。

小説等の本と比べて、技術書は大きく分厚いものが多いため、持ち運びにはちょっと億劫ですよね。

その点、Kindle本の場合タブレットひとつに何冊もの本を入れることがで可能。そしてそれらすべての本をどこでも見ることができます。

カフェなどで作業中、不意に「あの本の内容を参照にしたい」と思ったときも、その場ですぐに見ることが可能。これ、かなり便利です。

④購入後その場ですぐ読める

Kindle本は購入した直後からすぐに読み始めることができます。

紙の本の場合も本屋で購入したらすぐに読めるかもしれませんが、Amazonなどのネット注文の場合は届くのを待つ時間が発生しますよね。

発売日にすぐ読みたい本も、発売日になったら家ですぐに購入・実際に読むことが可能です。

購入→読むまでの流れがあっという間のため、技術書をとりあえず買って放置しがちな人も「とりあえず読んでみよう」という気持ちになりやすいと思います。

⑤紙の技術書よりも安いことが多い

AmazonではKindle技術書セールが定期的に開催されます。
セール期間中の技術書は割引価格で購入でき、中には半額以上のものも。

私もKindle技術書セールでは毎回何かしら購入している気がします。Kindle本でも積読になりがちなのは、こういう時ですね。笑

Kindle本のデメリット

次にKindleで技術書を読むデメリットもお伝えしておきます。私が感じたデメリットは主に以下の4つです。

  • 人に貸すことができない
  • 所有欲があまり満たされない
  • 使い古した感を出せない
  • 売ることができない

①人に貸すことができない

Kindle本の一番のデメリットはコレだと思います。

電子書籍のため、人に貸すことができません。同じAmazonのIDでログインすれば電子書籍で見ることができますが、家族でもない限りあまりそんなことはしないですよね。

著者にとっては貸し借りするよりも購入してくれたほうがありがたいとは思いますが^^;

②所有欲があまり満たされない

紙の本を買う理由のひとつに少なからず「所有欲が満たされる」というものがあると思います。

購入して本棚に並べておくだけでも満足した気分になれるんですよね。それがお気に入りの本になれば尚更気分が上がるはずです。

Kindle本はそういった「所有欲」が満たされる感じはあまりないです。やはり所有欲は物理的なモノのほうが強いですね。

③使い古した感を出せない

参考書などをボロボロになるまで見たり使ったりすることで「自分はこれだけやった!」という気持ちになりますよね。

残念ながら電子書籍にはそれがありません。使い古されていくのはタブレットなどの端末そのものです。

実際自分もこの「使い古した感」が出た本や参考書はちょっと好きです…。

④売ることができない

紙の本の場合は売ることができますが、電子書籍ではそれができません。

また逆も然り、紙の本は中古でも購入できますが、電子書籍は中古という概念がないです。

セール等で安く購入できる面を考えると、このデメリットは割と享受できるかなと思います。

Kindle Unlimitedでも技術書が読めます

月額980円(税込)でKindle本が読み放題のKindle Unlimited。その中でもデザインやプログラミングに関する技術書がたくさん含まれています。

色んな技術書をかいつまんで読むことができるので、結構便利なんですよね。

私は通年Kindle Unlimitedを契約してるわけではないのですが、時々契約して、数ヶ月でざっと見たい本を読んだりします。

Amazonではたまに「●ヶ月契約99円」みたいなKindle Unlimitedのセールもやってるので、この時期に契約するとかなりお得ですよ。

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まとめ

今回はKindleで技術書を読むメリット・デメリットについてご紹介しました。

Kindle本にはメリットもありますが、紙の本にもそれなりのメリットがあるのは事実です。

私自身、Kindle本を購入する一番の理由は「できるだけモノを増やしたくない」というのが一番です。引越しの時も楽なんですよね…^^;

ただ電子書籍は学びのハードルを下げてくれる効果もあると思います。メリットでお伝えした「購入→読むまでの流れが早い」というのもその一つです。

まだKindleで本や技術書を読んだことがないという方は、ぜひ一度試してみてください。

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