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歴史ある寺社が点在する古都の
趣と、海岸の解放的な明るさが
同居している鎌倉は、狭いエリ
アに寺社が集中しています。
そして鎌倉市内には一五〇もの
神社仏閣があると言われていま
す。一二〇〇年以上の歴史があ
る寺社。梅や紫陽花、新緑、秋
には紅葉など様々な季節の変化
も楽しむことができます。
鎌倉の街の栄枯盛衰と歩調をあ
わせるように、広大な寺社も小
さくなったり廃寺となってしま
ったりと、現在に至るまで大き
な伽藍を維持できた寺院は多く
ありません。しかし小さいなが
らにも趣があり、興味深い歴史
や伝説、仏像をお祀りするお寺
が多く、魅力は尽きません。
電車と海沿いの景色、住宅街、
自然と風情ある建物とが融合
し、さまざまな姿を魅せながら
静かな時が流れる鎌倉の街。
当サイトはそんな鎌倉にあるお
寺と神社についてわかりやすく
まとめています。是非ご覧にな
ってみて下さい。
鎌倉は大きく8つのエリアで
分類することができます。
寺社ごとに様々な歴史が存在し、
景色にもまた違いがあります。
御朱印は主に日本の寺院や神社に
おいて、参拝者向けに押印される
印章、およびその印影です。
御朱印について解説します。
お寺と神社はそれぞれ、参拝の手順が異なります。
正しい作法で参拝するために知っておきたい、
敷地へ入る時から参拝を終えるまでの手順と、
注意点をご紹介します。
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お寺の参拝方法
お寺に入るときは、山門の前で一礼してから入ります。
これは、ご本尊に敬意をあらわすためです。
そのため、帽子は門をくぐる前にとりましょう。
また、帰るときも山門を出たら本堂の方向へ礼をします。
手水舎(ちょうずや・てみずしゃ)で手と口を清めます。
手水舎は、仏様の領域に入るときに、罪や、
体についた穢(けが)れを落とす場所です。
鐘をついても大丈夫なお寺では、参拝の前に鐘をつきましょう。
大きなお寺には線香の煙をあびることのできる
香閣(こうかく)があります。
手水舎で身を清めた後は心のお清めをしましょう。
本堂の前に着いたら、ロウソクと線香をお供えします。
火は自分で用意しましょう。
もらい火は他人の「業」も受けてしまうと言われています。
ロウソクは火を灯して、奥から燭台に供えます。
線香は火を着けて、真ん中から香炉に供えます。
①本堂の前についたら、まず四五〜九〇度の礼をします。
②賽銭箱に喜捨をします。
お賽銭は勢いよく投げず、そっといれるのが好ましいです。
③鰐口(わにぐち)を鳴らします。
④姿勢を正し、目を閉じて、静かに胸の前で手を合わせます。
(数珠を持っている場合はこのときに手にかけます)
⑥お願い事を伝えます。
寺院によっては、このときに題目や真言を唱えます。
⑦合掌したまま四五〜九〇度度の礼を一回します。
⑧本堂を離れます。
神社の参拝方法
神社では鳥居が入り口となります。
入る前には身だしなみを整えて一礼します。
参道の真ん中は、正中(せいちゅう)といって、
神様の通り道になります。
そのため、正中は避けて参道の端を歩きます。
正中を横切って通らなければいけない場合は、
軽く頭を下げて通ります。
また、お参りをしたあとも、正中を避けて帰ります。
手水舎(ちょうずや・てみずしゃ)で手と口を清めます。
手水舎は、神様の領域に入るときに、からだについた
穢(けが)れを落とす場所です。
本来は川や海で禊(みそぎ)という儀式を
行わなくてはいけないのですが、
神社に入るたび毎回行うのはとても大変なので、
簡易的に体を清めるために手水舎があります。
通常、お参りする場所のことを拝殿(はいでん)と言います。
①拝殿の前についたら、まず四五度の礼をします。
②お賽銭をいれます。お賽銭はそっといれましょう。
③鈴を鳴らします。
④二回九〇度の礼をします。
⑤手を合わせるとき、右手を少し下げて二回拍手をします。
⑥お願い事を伝えます。
⑦一回九〇度の礼をします。
⑧四五度の礼のあと、拝殿を離れます。
鈴は、お参りに来たことを神様に知らせるために
鳴らすと言われています。
鈴の音は、悪い気をはらい、お参りにきた人を
清める役割もあります。
また、四五度の礼のことを「深揖(しんゆう)」、
九〇度の礼のことを「拝(はい)」と言います。
そして拍手は、「柏手(かしわで)」と言います。